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Vol.101〜Vol.120
Vol.103/H20.8/1 |
written
by Y.S.(企業ニュース社 企画部)
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「最後の喫煙者」
ガソリン代をはじめ、食料品から日用品、電気代、ガス代…
毎月、
毎日のように値上げのニュースを耳にします。相次ぐ値上げが家計を苦しめる中、愛煙家や喫煙家を持つ家庭にとってはさらなる脅威になるのが、タバコの値上げの噂ではないでしょうか。
現在300円前後のタバコが、今後一気に500円、はたまた1000円になるのではなんて話も出ているようですね。
巷ではここ数年、あちらこちらで禁煙の施設が拡大し、施設の片隅の喫煙スポットで煙に巻かれる喫煙者はどことなく肩身が狭そうです。
未成年者の喫煙を防ぐために導入されたタスポも、普及が進まず結果
として自販機の減少へと向かっているとか。 かつて、作家筒井康隆の短編小説に、世界的な禁煙運動によって喫煙者が虐待や、喫煙者狩りの憂い目に合う「最後の喫煙者」というお話がありましたが、小説までもはいかずとも、時代は喫煙者にとって辛い世の中へ向かっているようです。
Vol.102/H20.6/7 |
written
by Y.S.(企業ニュース社 企画部)
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「ホタル観賞」
先日、例年より少し早めの梅雨入りが発表され、雨と湿気でイマイチぱっとしない毎日が続いていますが、この時期、伊豆では初夏の風物詩とも言えるホタルの鑑賞会が各地で開催されています。
「蛍二十日に蝉三日」などと言われるように、本当にわずかな間だけしか見る事のできないホタルですが、観光の呼び水として各地で放流や河川の浄化が進められ、最近では本当にあちこちの施設で見られるようになりました。
中でも私のおすすめは、伊豆市天城の出会い橋で開催されているホタル祭りです。
日没と同時に始まる光の乱舞を、森の中を流れる狩野川の支流にかかる橋の上から見ることができます。六月のホタル祭りの期間中は川べりで尺八や太鼓の演奏も催され、より一層幻想的な光景が演出されています。
期間中必ず毎日見れると言う訳ではなく、雨が降っていなくて月の出ていない暗い夜が最適だそうです。
また、非常にデリケートで短命な生物ですので、けっして捕獲したり、懐中電灯やカメラのフラッシュなどの光を発したり、付近にゴミを捨てたりしないよう、しっかりとマナーを守って鑑賞したいものです。
Vol.101/H20.5/1 |
written
by Y.S.(企業ニュース社 企画部)
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「新社会人の傾向は…?」
春の合間にふと夏の匂いを感じられる時期になりました。
四月からの新入生や新社会人にとっては、新しい環境にようやく落ち着けるようになる季節でしょうか。
毎年、新社会人のタイプを分析・命名している、「社会経済生産性本部」によると、今年の新社会人のタイプは「カーリング型」だとか。
どういう意味かというと、周囲はまるでカーリングのように新入社員の背中を押してあげたり、ブラシでこするかのように周りの環境を整えてあげるものの、ちょっとこするのをやめてしまうと減速したり、止まってしまったり。かと言って磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみ出してしまったり。
『自分の将来は自分の努力で切り開く、本人の意思(石)が大事になろう』だそうです。
ちなみに去年は損得を見極めて早期転職をする「デイトレード型」、一昨年は表面
は従順だが様々な思いを内に秘め、時にネット上で自己主張する「ブログ型」だとか。はたまた過去には「テレホンカード型」、「たいやきクン型」なんてのもあったようで歴史の古さを感じます。
どれも世相や流行をうまく反映させていて、まさに言い得て妙なのですが、ただこのタイプ分析、毎年3月に発表されているんです。新入社員が入社する前の3月に分析しているとはなんとも不思議なのですが、先述の「本人の意思(石)」なんて言ってしまうあたりから察するに、「最近の若い者は〜」なんて言うおじさんのお説教程度に考えた方がいいのかもしれませんね。
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